退職しました

photo of swiss cheese plant 仕事

ごきげんよう、はみです。

このたび、うつ病を患い退職いたしました。

体調不良が理由なので自己都合の退職になるのですが、会社とのやりとりや引継ぎなど様々な問題がありましたので、ちょっとまとめてみようと思います。

退職宣言

それまでも様々な問題はありながらもなんとか耐えていたのがある出来事でプッツンと切れた2021年8月末。

社風が合わず、入社2年目くらいから体調を崩していたのが悪化していて、これ以上我慢してはつぶされてしまうと退職を決意しました。 職業柄か苦手なタイプの人が多く(高圧的でハイテンションな人がいっぱい…)、職場内での人間関係がぼろぼろだったのも理由の一つです。胃薬と頭痛薬には本当にお世話になりました。

1度きりの人生、仕事のために棒に振るわけにはいきません。 退職まで引継ぎを含めて3か月あれば文句は言われないだろうと11月末での退職を考えていると上司に話をして、「そのように支店に話してみる」と返事をもらいました。

退職日が決まらない

宣言から1か月たっても支店からはなんの通知もなく、普段から土日の休日出勤の依頼さえ金曜日にならないと来ない職場だったのでもう少し様子を見てみることにしました。

10月になっても何もないのでさすがに現状を確認してみたところ、新しい人を募集してはいるが応募がなく、11月末での退職は無理かもしれない、とのこと。 私は何を言われても残る気はなかったので、体調が悪いと訴えましたが「医師から“退職したほうがいい”と言われたわけではないのだろう」と一蹴。

収入面での問題もあるのに、医師が休職ならまだしも退職を勧めることはないと思うのですが。 と思っていると「せっかくとった資格がもったいない」とか「退職ではなく休職ではどうか」とか言ってくるのですが、

そもそも自社でしか通用しない、資格手当のためにとった資格なのでどうでもいい。医療事務は資格ではなく、経験がものをいう仕事でした。 休職するにも代わりの人材は必要だし、私のようなケースは休職=退職だと思うのだがそれはいいのか。戻ってくると本気で思っているのか。

退職の意思は変わらないことを伝えました。 やめると決めたなら、何を言われても変えないことです。揺らいでしまうと付け込まれて、残留したとしても一度退職しようとしたということで扱いが悪くなったり、後ろめたさがあって仕事がしにくくなったりします。

うつ病と診断されたとたんに…

11月初旬に、かかりつけ内科からの紹介で診療内科を受診し、うつ病と診断されました。休職2か月で、診断書も書けると言われました。

それを会社に報告したところ、「まだ何も決まってない~」と言いながらも(2か月間なにやってたんだ)3日後には退職日と後任人事が決まりました。 3日で決められるのならもっと早く動いてくれよ。そういうとこが嫌いだったよ。

引継ぎ、退職

決定が遅かったので、引継ぎ期間は半月強。後任の人には申し訳なかったのですが、急ピッチで引継ぎ。

退職届は専用の用紙があるので、それに記入する形です。自分で退職届書いて提出したらやり直しだったんだろうなぁ…

有休消化の話は当然なくて、丸ごと無駄になりました。今思うことは、やめてよかった、ということ。

働いているときは仲間意識というか、すこしフィルターがかかっていたのだと思います。外側から冷静に考えてみたら、使用目的がはっきりしない組合費なるものを毎月給料の1%程度強制的に徴収されたり、雇用契約以上の休日出勤が当たり前なのにそれに対する代休がなかったり、基本給が支給額の半分であと半分は各種手当だったり。

一部上場までした企業なので法に触れるようなことではないのでしょうが、ごまかされているというかいいように扱われているというか…

知識がないので何か間違ったことがあったとしても指摘できないのが情けない。もっと勉強しようと思います。

書類が届かない

退職したら社保から国保へ、厚生年金から国民年金への切り替えや雇用保険受給のための手続きなどやることがたくさんありますが、これらは退職証明書や離職票などが必要になります。

一般的には郵送で届くはずのそれが、退職後2週間たっても届かない!

退職願と一緒に書いた書類に離職票などが必要であるかチェックする項目があったので、そこのチェックを忘れたかと無駄に心配もしました。

出勤最終日に保険証を返却しているので、この間は当然無保険です。

うつ病の通院もあるので、診療費は保険の切り替え中であるということを申告していったん10割負担。

保険証ができてから持参して7割分を返金してもらいました。

結局必要書類が届いたのは退職後20日もたってからでした。

退職したら精神的に安定した

薬の量は増えていますが、食欲も出てきたし夜も眠れるし安定しています。

これから収入がなくなることで生活はますます苦しくなりますが、それよりも自分の身を守ることを優先した結果、退職という決断に至りました。

会社に絶対に必要な人はいない

会社にとっての私の代わりはいくらでもいます。明日私がいなくなっても誰も困ることはないのでしょう。

業務の面でも私が担当していたことをほかの人ができるようになるまで少し時間はかかるかもしれません。

しかし、完全に一人きりで仕事をしているのではない以上、誰かしら穴埋めができるので実際にはそう困ることはないのです。

体調を崩して苦しい思いをしてまで仕事をしても、会社は何も保証してはくれません。自分を守ることができるのは自分だけです。楽しいことだけの仕事はないでしょう。しかし、苦しいばかりの仕事は間違っていると思います。

業務はつらくてもその分人間関係がよかったりしたら楽しい仕事といえますし。なんでも投げ出してしまえとは言いませんが、自分を守るためには逃げることも投げ出すことも時には必要ではないかと思うのです。

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